足白癬治療は足裏や趾間を清潔にしテルビナフィン使用

足の水虫には、高齢者ほど感染者が多い爪白癬や角質増殖型、趾間型、小水疱型の4種類があります。
趾間型白癬は、感染者が最も多く、特に小指と薬指の間に症状が出易く、発赤から鱗屑や小水疱となり膿胞を形成し、膿疱が潰れる事で患部がジクジクとした状態となり、患部は免疫力が弱く二次感染の発症リスクを高めます。その為患部は、乾燥させて清潔にしておく必要があります。
小水疱型白癬は、足の裏の側縁部や土踏まずに小豆大の小さな水疱が複数出来、時により水疱が潰れ患部から細菌が侵入し二次感染を発症するケースもあるので、趾間型白癬と同様に乾燥させて常時清潔にしておく必要があります。
角質増殖型白癬は、いきなり発症する事は無く、趾間型白癬や小水疱型白癬を治療せずに放置したり再発を何度も繰り返し、白癬菌が次第に角質深部に寄生して発症します。角質増殖型白癬は、足の裏全体が肥厚し硬化する為に、発汗しなくなり足の裏が白く乾燥し、冬にはヒビ割れたり強い痛みを伴うあかぎれなどの症状が出ます。又、高齢者に感染者の多い角質増殖型は、水虫を連想させる様なジュクジュクとした患部や痒みが無い為に、肌の老化現象と思い違いをし感染に気付かないケースが多くあります。その為、角質増殖型白癬は、長年放置される事が多く、爪白癬にも感染しているケースが多くあります。
角質増殖型白癬は、白癬菌がかかとの深部の角質に寄生する事が多く、テルビナフィン配合の外用剤では薬理効果が出難いので、テルビナフィン配合の経口薬が投与されるケースがほとんどです。外用剤を使用する際には、かかとの角質を洗い流し、角質を薄く清潔にしてから使用すると薬理効果が高まるとされています。
テルビナフィンは、白癬菌の細胞膜を形成するエルゴステロールの生合成を阻害し、白癬菌の増殖を抑制する事により結果的に白癬菌を死滅させる効果があり、従来の治療薬と比べて副作用が少ないとされています。